共同売店ファンクラブ ブログ Kyodobaiten FC Blog

「沖縄共同売店物語&商店街活性化」というテーマの「ゆんたくライブ」で、ユンタクするのは沖縄大学の宮城能彦先生とコザ生まれのニューヨーカー、Mr.スティービーさんという超個性派コンビ(笑)。

グクルの森、というコミュニティスペースは昨年できたばかりのようで、私もはじめてでしたが、なかなかお洒落で面白い空間でした。
琉球大学の長寿科学研究プロジェクトの一環でできたようですが、こちらの皆さんのオファーで宮城先生が共同売店の紹介をすることになったそうです。



最初に宮城先生たちが撮影した奥の人たちのインタビュー映像を紹介。
以前、研究室で少しだけ見せてもらったんですが、これがなかなか面白い。
奥の皆さんに「共同店の思い出を教えてください」と自由に話してもらうだけなんですが、共同売店とは何ぞやと堅苦しく解説するより、生活の中で関わっている人の何気ない言葉の方が、ずっと身近で伝わってくるものがあります。
こういうの、あちこちの共同売店でできたらいいですね〜。
映画にしたいです。



私もちょっとだけステージに呼んでいただいて、「共同売店マップ」の製作発表をさせてもらいました。
みんなの前で言っちゃったので、ほんとにやらなきゃいけないですね〜。
もちろん最初からほんとにやるつもりですよ(笑)



さて、後半はいよいよMr.スティービーの登場です。
コザで噂は聞いていましたが、本物にようやく出会えました（笑）。
何者なのかは、ぜひリンク先↑をご覧ください。
さすがニューヨークから来たエンターテイナー。会場が空気が一気に盛り上がります。



実はこのMr.スティービーさん。長い間コザの町づくり、町おこしに関わっている方なんですね。
パークアベニューのドリームショッププロジェクトの例などを紹介されていました。
それと、宮城先生とのコザトークもなかなか興味深かったです。



商店街と農山村の「過疎化」は、通じるものがあります。
日本中がどこもかしこも似たような「郊外」になっていく現在、みんなどこかで原風景を探しているのでしょうか。
けして郷愁だけで共同売店や商店街を応援しているわけではないのですが、多くの人が郷愁を感じているのは事実です。
もちろん、その郷愁の中には「人の生活に欠かせない、大事な何か」が含まれていることを、みんな知っているのだと思います。



さておき、スティービーさんは大人のための読み聞かせも披露。
新垣賢昇さんの「あなたにありがとう」。
泣かせます。
しかもちゃんと笑いも取ります。さすがです。



最後は、スティービーさんの”I just called to say I love you" (映像はこちらから)と、"島人の宝”

楽しんでやることの大切さを、あらためて感じたイベントでした。