2011年02月15日

近況報告

最近は、ファンクラブの定例会とメーリングリストでも精一杯で、なかなかブログにアップできずスミマセン。
おかげさまで定例会もずっと続いていますし(細々と)、メーリングリストもメンバーが増えてきてこれから楽しみです。

ということで、ほとんどメーリングリストの内容と同じですが、近況報告がてらブログでもお知らせしておきます。

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1.
先日、北海道・釧路公立大学の小磯学長が沖縄にいらっしゃいました。

* 小磯先生についてはこちら → http://kyoudoubaiten.ti-da.net/e2807723.html

実は私はちょうど海外出張に重なってしまい、小磯先生とはお会いできなかったのですが、ファンクラブ会長(父)が会うことができました。
貴重な(もう残り30部ほど)『共同店ものがたり』も差し上げ、大変喜んでいただけたようです。
また沖縄にいらっしゃるということだったので、ぜひ次回はファンクラブ総出でお迎えして、北海道と沖縄で交流を深めたいと思っています。

2.
5月に東京ビッグサイトで開催される「デザインフェスタ』のブースで、東京在住の共同売店ファンの方が『共同店ものがたり』の販売と、共同売店マップの無料配布をしてくれることになりました!
「ものがたり』はかなり貴重ですよ~。東京周辺在住の方はぜひ行って下さいね。
マップも新しくデザインしてもらえるそうですので、こちらもぜひたくさんの方に手にしてもらいたいです。

3.
次回の定例会は、来週23日の水曜夜7時の予定です。
またこれまでずっと水曜でしたが、4月からは曜日を変更する予定です。
詳しくはあらためてお知らせします。

4.
もうひとつついでに、ちょっとマレーシア出張の報告です。
今、途上国のごみ減量の仕事で明日までクアラルンプールにいるのですが、昨日まではボルネオ島サバ州にいました。
サンダカンという小さな田舎町から、ごみの最終処分場(単なる埋め立て地)に向かう途中、パーム椰子のプランテーションが広がるあたりに、数キロおきに小さな雑貨商店が道沿いに点々とありました。

近況報告

もちろん共同売店ではなく、経営者はほとんど中国系のようでした。
主にプランテーション農園やパームオイル工場の労働者たちが利用しているようです。
案内してくれていた地元の役場の方は、「何でこんな店に寄りたいんだ?」という顔をしてました(笑)
フィリピンからの移民も多いようで、雰囲気はフィリピンのサリサリストアでしょうか( 見たことないけど、、、)

こういう店をハワイでも見たことがあって(もちろん復元された展示用の店です)、パイナップルやさとうきびのプランテーションの労働者たちが、給料から天引きされたり、専用の紙幣で日用品を買っていた(買わされていた)そうです。
かつて共同売店ができる前の沖縄本島北部では、町屋(マチヤ)と呼ばれる店に集落の人が隷属というか搾取というかされる状況があったそうですし、フィリピンのサリサリストアも発祥はプランテーション農園で労働者を囲い込む役割を持っていたようです。

詳しいことは聞けなかったので今回のマレーシアの店でこのような状況があるのかわかりませんが、ゴミの山をあさる子どもたちもたくさんいる貧富の差の激しい国なので、彼らのような人々がなんとか生活を向上させていく方法を、沖縄の伝統的な集落共同体の知恵の中からも見出せればと、思ってしまいました。



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Posted by mkat at 09:48│Comments(0)活動報告
 
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