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2008年09月10日

恩納売店に高山ゼミ来たる。

恩納売店に高山ゼミ来たる。

今年も東洋大学の高山ゼミの皆さんが沖縄合宿に来ました。
(昨年の報告はこちら

去年は那覇市NPO活動支援センターでお話させていただいたのですが、せっかく沖縄に来るんだから実際に共同売店に行かなきゃもったいないということで、恩納共同売店を訪れました。

恩納共同売店といえば、言わずと知れた「世界最大の共同売店」。
自動ドア、3階建て、レジが3つ!すごい!
58号線沿い、恩納村役場のすぐ南にあり、「おんな売店」という看板は観光客にも意外と知られているようです。

共同売店に関わっている方にも話してもらいたいと思い、30年以上、恩納売店の運営に携わってこられた上間正男さんに来ていただきました。また、学生時代に『地域福祉の視点から考える沖縄共同店の新たな展開』という素晴らしい調査論文をまとめた金城弘樹さんも来てくれて、私にとってもとても勉強になる一日になりました。

しかも上間さんの一声で、恩納共同売店の一室をお借りすることができました。
ありがとうございました!

恩納売店に高山ゼミ来たる。 恩納売店に高山ゼミ来たる。

大正の初めに設立された「酒販売組合」が基となって、「恩納産業組合」が誕生(大正11年)。
戦時中は政府統制のもと「恩納村農業会」に統合され、戦後の配給所時代、農業協同組合の分離独立などの変遷や、旧日本円→軍票B円→ドル→日本円と、何度も通貨の切り替えを経験。
また全日食というボランタリーチェーンに加入した経緯なども聞くことができました。

規模の大小に関わらず、どの売店も存続のために懸命に努力していることを、改めて知りました。

学生さんの中には、共同売店とは対極にあるような大手流通企業に就職が内定している方もいました。
大都会の東京で暮らす学生の皆さんにとって、遠い昔の話、遠い沖縄の田舎の売店のことがどれだけ身近に感じられたかと思うと、ちょっと不安ですね。
恩納売店は規模が大きいこともあって、単なる「スーパー」と区別がつかなかったようです。
まあ俺の説明が下手なせいなんだけど、、、。

つづく、、、。



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この記事へのコメント
行けなくて残念でした・・・
今度、詳しい話を聞かせてください。
Posted by チェ・ブゥ~ブゥ~ at 2008年09月12日 21:50
 
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