共同売店ファンクラブ ブログ Kyodobaiten FC Blog

これまで写真展は何度もやってきていますが、こういうイベントに出展したのは今回が初めてです。
といっても独力で出られた訳ではなく、レキオウイングスという法人申請中のNPO（私もいちおうメンバーです）としての参加でしたが、ようするに長屋みたいなものでしょうか。

私は別のブース（そっちは仕事）を掛け持ちしているので、共同売店ブースにはあまり立っていられなくて、その間はレキオウィングスの事務局、志乃さんにお世話になりました。有難うございました！
限られた間でしたが、いろいろな方とお話できて、様々な反応を頂き楽しかったです。



先月できたばかりの2011年版共同売店カラーマップなどを掲示。
パンフレットを100部ほど配布しました。（こちらからダウンロードできます）

こんなふうに物品を販売したのも今回が初めてです。
商品は、前々日、やんばるに行って実際に共同売店で買ってきたものです。
国頭村の宇嘉共同店、伊部売店（かつては安田協同店の支店）、魚泊共同売店（東村、宮城共同組合支店）などで仕入れてきました。

　

お菓子類では、亀の子せんべい、塩せんべい、はちゃぐみ、くんぺん、タンナファクルー、三月菓子、Ligo(アメリカーぶどう）、RITZ（共同売店には必ずある）、黒糖、アンダカシー。

その他、生活雑貨では、島ぞうり、こんぶ、うちかび（打紙）、平御香、蚊取り線香、T字かみそり、着火剤、いもくず、タピオカ粉、、、

共同売店の雰囲気が分かるようなものを選んでみました。
県外の方は見たことないものも多いんじゃないですか？

ブースを訪れた方は、まず目に入るなり、「？」という顔をするのが面白かったです。
「国際ナントカというイベントだから海外の物が売ってると思ったら、そこら辺のマチヤーグワー（小さな商店）のものじゃない？」
という表情です。
ちなみに隣のブースでは、ボリビアの障害児たち（聖マルティンの家）の作った小物や布が売ってました。

それでも中学生から年配の方まで、意外と普通に買っていく方が多いのも面白かったです。
昆布やアンダカシーを買った方はきっと、家に帰って「どこ行ってきたの？」と言われたでしょうね～（笑）



来場者は沖縄の方が中心ですが、共同売店を知らない人も半分近くいたでしょうか。
中南部の方は知らない人も多いですね。

また前回紹介したようにせっかく英語で説明文を作ったんですが、JICAの研修で来ている海外の方は、残念ながらほとんど通りませんでした（笑）、通ってもあまり見てくれなかったような、、、反省。



また、共同売店を途上国支援に活かす事業の提案として、
「貧困削減のためのコミュニティ・エンパワーメント　沖縄の集落自治「共同売店」モデルによるコミュニティ開発」
というものを掲示していました。
以前、JICAの課長さんたちと奥共同店などを訪問したことがあって、その際に作成したものです。
またいつか詳しく紹介しますね。

翌日の月曜には、JICAの国際協力専門員である清家さん（農村開発、開発行政）、武田さん（開発計画、参加型開発、開発行政）や、おきなわ環境クラブの吉田さんたちと飲む機会があって、共同売店の紹介をすることができました。

来年あたり、海外からの研修生を共同売店に案内する機会もあるかも知れませんね～