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Posted by TI-DA at

2007年02月28日

今週の土曜(3/3)、滋賀で!

滋賀での共同店写真展、どなたか行かれた方いますか?

メインのまちづくりイベントが、いよいよ今週土曜に迫ってきました。

日 時 07年3月3日(土)  午後1時30分~4時
場 所 東近江市立八日市図書館
主 催 人と自然を考える会 ・ 東近江市立図書館 
協 力 東近江市まちづくり推進課




基調講演は、広島の川根まちづくり協議会、辻駒健二さん。

私は、第2部の
“まちづくり”ってなんやろ 
~“来たからにはしゃべって帰ろう”座談会~

のゲストとして、共同売店を紹介してきます。





参加ご希望の方は、八日市図書館までご連絡してみてください↓

東近江市八日市図書館
http://www.library.higashiomi.shiga.jp/
TEL 0748-24-1515  FAX 0748-24-1323


以下、案内チラシより。
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「地元学でまちづくり」 
ほんまにみんな私が主役のまちづくり
 ~広島県安芸高田市“川根”の地域づくり~
(文部科学省 社会教育活性化21世紀プラン助成事業)

 東近江市では、「まちづくり協議会」による新しい「市民による自治」の試みが始まりました。
 今回は、30年前から住民によるまちづくりに取り組んでいる、広島県安芸高田市の「川根地区」から、そのキーパーソンをお呼びしてお話を聞きます。
 また、沖縄のお年寄りの暮らしを支え、まちのサロンとして交流の場となっている「共同店」の取り組みも紹介して頂きます。
 参加した方々にも存分にしゃべって帰っていただけるよう、討議時間をたっぷり設けます。交通整理役として、東近江の「まち協」づくりを応援して下さっている阿部圭宏さんをお迎えします。

第一部 「川根地区のまちづくり」 スライドプレゼンテーション
基調講演 「もやいしよう」でまちづくり 講師  辻駒健二氏 
第二部 「“まちづくり”ってなんやろ~」
~“来たからにはしゃべって帰ろう”座談会~
ゲスト  眞喜志敦氏(沖縄・共同店ファンクラブ)

※川根について
 川根地区は,高宮町の中心部から北へ10数km,島根県境に接する270世帯650人の旧村の集落です。昭和30年代までは稲作と林業,和牛,養蚕が主体の純農村地帯でしたが,昭和40年代からの高度成長期に,兼業農家が増加。しだいに過疎化,高齢化が進展し,高齢化率は50%を超えています。
 集落全体の過疎化,高齢化が深刻さを増す中,昭和47年2月に有志数人が立ち上がり,「川根振興協議会」を結成。地域再生に向けての話し合い活動が始まりました。同年7月,集落豪雨により壊滅的な被害を受けた川根地区で,振興協議会は援助班を編成し,自分たちで災害復旧活動を行いました。この意欲を過疎・高齢化への危機感が後押しし,住民の総意と総力を結集して活動する組織に発展。昭和52年以後は,地区全戸が加入し,積極的な地域づくりが進められています。

※沖縄の共同店について
~沖縄の共同店について~
 集落では、生活を防衛する方策として、集落単位の団結による生産物の共同販売、日用品の共同購入を主な目的とした共同店を誕生させました。その先導的役割を果たしたのが国頭村奥集落の共同店です。共同店開業と同時に個人所有の山原船は共同店に買収されました。
 共同店による集落民の物品購入の仕組みは、集落民が持ち込む薪木や米による現金収入の対価として、必要な日用雑貨を安価に共同店で集落民に販売するものでした。その共同店の経営を支えるのが集落の共有財産としての山原船でした。
 奥集落の共同店を皮切りに、やんばる3村では各集落に共同店ができ、道路開通による山原船水運の終焉など紆余曲折を経て、奥集落の共同店のように「集落経営」のまま現在に至っているところ(国頭村に多い)と、「個人経営」に移行していったところ(大宜味村、東村)があります。
「やんばる地域紹介ホームページ」より http://www.sizenken.biodic.go.jp/park/okinawa/topics/4/  


Posted by mkat at 13:49Comments(2)共同売店の可能性

2007年02月11日

共同店の写真展を、滋賀県で開催!

なんと共同売店の写真展を、滋賀県の東近江市で開催することになりました!

「沖縄共同店写真展」 
 2月21日(水)~3月4日(日)

 場所 東近江市立八日市図書館

なんで滋賀県で?と思ったでしょ。
私もです(笑
実は、まちづくりのイベントでの同時開催です。
メインのイベントはこっちです↓

 「ほんまに私(みんな)が主役のまちづくり 
 ~広島県安芸高田市“川根”の地域づくり~」 

 日時  3月3日(土)午後1時30分~4時
 場所  東近江市立八日市図書館
 講師  辻駒健二氏 (川根自治振興協議会)
 主催  人と自然を考える会 ・ 東近江市立図書館
 協力  東近江市まちづくり推進課
 申込  東近江市八日市図書館  (HPはこちら
      TEL0748-24-1515  FAX0748-24-1323 



というのも、以前、沖縄の共同売店を一緒にまわらせていただいた滋賀地方自治研究センターの北川さんのご紹介で、上記のイベントでゲストとして沖縄の共同売店を紹介することになりまして、「ついでに写真展もしませんか?」とお願いしたら、快くOKをいただけたんですね~。
ありがとうございます!

(北川さんとの共同売店めぐりはこちら→ 谷茶里ストアーにて 山田共同売店1 山田共同売店2

昨年10月、奥共同店100周年式典のプレイベントとして、
 「沖縄の共同店」 写真展 in 桜坂劇場
 主催:沖縄大学地域研究所
 協力:奥共同店、共同売店ファンクラブ
を開催させていただくことができたのですが、またどこかでやりたいな~、と思っていたら、今度はいきなり滋賀県(笑

(桜坂劇場での写真展の様子は、こちらこちら

イベントの詳細は、あらためてお知らせします。
滋賀県のウチナーンチュのみなさん、沖縄好きのみなさん、共同売店って何?という方も、
かなり珍しい、なぜか懐かしい沖縄が見られると思いますので、せひ見にきてくださいね~  


Posted by mkat at 16:36Comments(1)共同売店写真展

2007年02月09日

BS日テレ「うちなー亭」で、明日放送

珍しく2日続けての更新です。ブログ始まっていらいかも(笑

明日、BS日テレ「沖縄楽園スタイル うちなー亭」で、共同売店が取り上げられます。

・大保共同売店(大宜味)では照屋さんの流木ランプづくり、
・塩屋売店(大宜味)では、お婆ちゃんたちのユンタク風景、
・宇良共同店(国頭)では、アシスタントのナホミちゃんが一日店長!?に挑戦、(うららか うらからにも書かれてますよ)
・奥共同店の主任選挙の様子(これもなかなか見れない貴重な映像だと思います)
さらにスタジオ収録と、かつてない盛りだくさんの内容になっています。

【放送予定】
2月10日(土)21:00~21:54
(再放送)
2月11日(日)18:00~
2月17日(土)21:00~
2月18日(日)18:00~



司会は、りんけんバンドの照屋林賢さん!
担当ディレクターの岸本司さんがとても丁寧に取材してくれまして、
楽しく、そしてきちんと問題点も伝えられる内容になっていると思います。
永久保存版です!

BS日テレ 沖縄楽園スタイル うちなー亭
毎週土曜 21:00~21:54(54分) 再放送:毎週日曜 18:00~18:54(54分)  


Posted by mkat at 13:05Comments(9)メディア

2007年02月08日

読売新聞(2/7)で奥共同店

2月7日(水)の読売新聞で、奥共同店のことが取り上げられました。
昨日の新聞、捨てずに見てみて下さいね。

くらし(15)面、「つながる」というシリーズの「第1部 人と地域社会 2」です。
見出しは、
「みんなが店員、地区共同店」
「助け合い 過疎地で注目」



主任の糸満盛也さん、沖縄大学の宮城能彦先生、それから宮城県丸森町にできた「なんでもや」さん、民俗研究家・結城登美雄先生と、いつもの(?)の顔ぶれが登場します。

沖縄大学地域研究所| |丸森町なんでもや| |結城登美雄先生

1店だけ取材するとしたら、どうしても奥になってしまいますが、
たまには他の共同売店も取り上げてほしいとは思いますね。
いや、全国紙に載っただけでも素晴らしい!
他の全ての共同店、共同売店の情報発信の手助けになれば、というのがファンクラブの目的でもあるんですが、もっと頑張らないとな~

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ついでというか、参考までに、
asahi.comで「お菓子食べに来て/にぎわい戻れ若手共同店」という記事が出ていました。
富士吉田市の「シャッター通り」になってしまった商店街で、和菓子、洋菓子、製餡屋さんなど6店舗が共同で店舗を出す、というもの。
地域住民が地縁で繋がる沖縄の「共同店」とはちょっと異なりますが、相互扶助の精神で危機を乗り越えようという点は同じでしょうか。
農山村の過疎と都市部の旧・中心市街地の空洞化とは、抱えている問題が似ているのでお互いの知恵を出し合っていければいいですよね。
富士吉田のお菓子屋さんたちにも、ぜひ頑張ってほしいです。  


Posted by mkat at 13:04Comments(0)お知らせ

2007年02月03日

奥共同店の選挙

先月、奥共同店の選挙の様子を見せていただく機会がありました。



共同店、共同売店には「主任」と呼ばれる方がいます。
いわゆる一般の商店でいう「店長」にあたる方ですね。
奥共同店に限らず、共同売店の主任さんは、部落の共有財産を扱う大切な役割を任されています。
ということは、主任はムラの「公務員」ということで、給料をムラからもらうわけです。
ということで選挙が行われるわけですね。
共同売店が、ただの「商店」ではないということが伺えます。

奥では、区長、理事、そして共同店主任を選ぶため、2年に1度行われています。



私の父(大宜味村字田港・昭和16年生)は、よく、
「売店の主任というのは誰でもなれるものじゃなく、人望の厚い人しかなれなかった。
田港の売店のおじさんも教養のある人で、学校の教科書を買えない時代、
売店の主任が教科書を写してくれて、それでみんな勉強したものだ」
と話してくれます。



ということで、皆さん非常に真剣で、緊迫感が会場にみなぎってます。
選挙権は、奥区に住所を置いている20歳以上の人。
会場には80人程が集まっていますが、、、私が驚いたのは、



これは共同店前の掲示板に貼りだされていたお知らせですが、
なんと不在者投票までちゃんと行われてたんですね~

恥ずかしながら私は今回、実際に選挙を見せていただくまでは、
「きっと、選挙前に誰が選ばれるかはある程度決まっていて、選挙といっても信任投票のような、形式的な選挙なんじゃないか、、、」
なんて思っていたんですが、そんなことこは全くありませんでした。



ちゃんと票は割れるし、一体誰が選ばれるか、最後まで分からない。
一票一票読み上げられる名前が黒板に書かれるのを、みんな真剣に見つめていて、なごやかなムードなんてものじゃなく、真剣そのもの。
ムラの運営を誰に託すのか。
地域の自治に、全ての人が真剣に関わっている姿を見て驚かされました。
そして、こういう場にムラの若い人たちが普段から触れているからこそ、次世代に伝えられていくのだと思いました。

「自分たちの村を、自分たちで作っている」
奥の方々の強い意思が、100年以上もの間、共同店を守り続けてきたきた根底にはあるんだということを感じさせられました。

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実は今回は、BS日テレ「沖縄楽園スタイル うちなー亭」という番組の取材として選挙の様子を見せていただきました。
この模様は、2/10(土)に放映されるそうです。
【放送予定】
2月10日(土)21:00~21:54
(再放送)
2月11日(日)18:00~
2月17日(土)21:00~
2月18日(日)18:00~

となってます。
他のテレビ局は取材を断られたこともあるらしいので、とても貴重な映像かも知れませんよ!

BS日テレ 沖縄楽園スタイル うちなー亭
毎週土曜 21:00~21:54(54分)
再放送:毎週日曜 18:00~18:54(54分)  


Posted by mkat at 20:55Comments(0)共同売店訪問記