› 共同売店ファンクラブ ブログ Kyodobaiten FC Blog › 奄美の共同売店
2012年01月14日
設立98年、大棚商店も熱い!(奄美・大和村)
追記;奄美の大棚商店(大和村)と名柄商店(宇検村)はこちらで紹介しました!
当ファンクラブには、全国に広がる共同売店ファンの皆さんから、さまざまな情報が寄せられるのですが、今回はいつも熱い情報を送ってくれる奄美大島の大和村在住の特派員・イズミさんから大棚商店の近況が寄せられましたのでご紹介します。
こちらが大棚商店です。
ファンクラブの皆さんならご存知ですが、奄美にもほぼ共同売店と同じ運営をしている「地域商店」があります。以前は私も知らなかったのですが、「ウチのシマにもあるがね」とイズミさんがメールを下さったのがきっかけで知りました。
そのあたりの経緯はぜひこちらをどうぞ↓
おんがち村GARALI通信 その1、その2 その3 当ブログ大熊振興商店と大棚商店
さて、再来年には100周年を迎えるという大棚商店が、さまざまな取り組みを始めたそうです。
以下、イズミ特派員によるレポートです。
--------------------------------------------------------
(2011・12・8)
さて久しぶりに大和村の共同売店である大棚商店にステキな出来事がありました。
今年度、大和村では「住民流福祉」というものを始めております。
村内の各集落で、住民自ら集落のいろいろな現状把握をし、その上で、自分たちの集落で出来る福祉活動を考え実際に活動を始めようという事業です。
全11集落のうち、4集落が、自主福祉活動を本格的に始動させておりますが、その中の、大棚集落は共同売店である大棚商店を拠点に「結の会」という会を設立し、惣菜の製造販売を行なったり共同売店をサロン化して、高齢者の「ゆらいの場」を設けたり商品の配達を兼ねた、独居高齢者等の見守りなどを行なっていくようです。
惣菜の製造は、集落内に今年8月にオープンした「大和まほろば館」という加工施設を利用し週3回(月・水・金)ワンコイン惣菜を販売するそうです。
メニューは大棚商店内に、前日掲載されるしくみです。
ちなみにワンコインは、500円でなく100~200円で購入出来て高齢者が自宅ではなかなか作る機会の少ない揚げ物、シマ野菜の煮物などがメインです。
しかしながら、栄養バランスなんかを考えると思いっきり、私たち向けでもあります☆
メンバーのお一人は、この事業のためにわざわざ学校に通って調理師の資格まで取得したそうです。
昨日(2011・12・7)、惣菜の販売がスタートするということで見に行ってきました。いろいろ写真を撮って来ましたのでよろしかったらご覧ください。
この日は記念すべき販売初日ということでお赤飯までふるまわれましたよ☆
ちなみに、私と取材にいらしてた奄美新聞の牧記者さんもしっかり頂いちゃいました(笑
現在、大棚商店の代表取締役は役場を早期退職された女性の方で村の地域女性団体連絡協議会の会長さんでもあります。
この「結の会」の代表もこの方です。
昨日は色々お話が聞けなかったのが残念ですが月に1度「特売日」なども設けていてこの方が代表者になってからは経営!?は順調なようです。
さて明日も惣菜の販売日です。
今から明日のランチが楽しみです^^
以上、奄美大島からのつたないレポートでした!
--------------------------------------------------------
続けてイズミ特派員第2報です。
--------------------------------------------------------
(2011・12・9)
奄美のイズミです。皆さん、お返事ありがっさまです。
そうそう、この住民流福祉は木原せんせいです☆
村内11集落に、2回ずつお越し下さり、それぞれの現状(いいところ、イマイチなところ)を、住民に把握してもらうことから始まり良さを活かすためのアイデアなどを提案して頂いたりしました。
その中で、4集落が自主的な福祉活動を始動させております。
やはり集落に「核」になる場所やヒトがいるのは木原先生からアイデアをもらった後、実際に動くまでにそう、時間はかかってないですね。
私の住む集落は、イマイチ人材不足でまだ実現には至っておりません。
大棚集落の「結の会」は女子チームが、惣菜づくり男子チームは、庭の草刈りなどの作業を始めるそうです。
今日の大棚商店も、かなりの大賑わいだったようです。レジに列が出来たようで・・(汗
奄美新聞に掲載されたこともあり何と奄美市内からもお客さんが来たようです。
また販売される惣菜のメニューは、メンバーである役場の職員にお願いしてツイッターでつぶやいてもらっています!
惣菜は高齢者向けのつもりで作り始めたものの先日の夕方、仕事帰りの青壮年の皆さんがビールのおつまみに・・・って買いにきたとか。。。
まだ始動して数日しか経ってませんがいろいろなニーズがあることにもメンバーはびっくりしているようです☆
今後は、そのようなニーズにも対応できるよう商店に設置するホットケースや加工場での、必要な厨房器具を揃えていくそうです。
先ほど、私たち生活研究グループと結の会の主要メンバーと話をする機会がありました。
反響と期待の大きさにかなり戸惑っているもののまずは失敗を恐れず、出来る範囲で少しずつ頑張っていきたいと言ってました☆
そんなこんなな今日の大和村でした。
--------------------------------------------------------
いいですね~!
再来年の100周年に向けて、ファンクラブとしても応援していきたいと思います!
続きを読む
当ファンクラブには、全国に広がる共同売店ファンの皆さんから、さまざまな情報が寄せられるのですが、今回はいつも熱い情報を送ってくれる奄美大島の大和村在住の特派員・イズミさんから大棚商店の近況が寄せられましたのでご紹介します。
こちらが大棚商店です。
ファンクラブの皆さんならご存知ですが、奄美にもほぼ共同売店と同じ運営をしている「地域商店」があります。以前は私も知らなかったのですが、「ウチのシマにもあるがね」とイズミさんがメールを下さったのがきっかけで知りました。
そのあたりの経緯はぜひこちらをどうぞ↓
おんがち村GARALI通信 その1、その2 その3 当ブログ大熊振興商店と大棚商店
さて、再来年には100周年を迎えるという大棚商店が、さまざまな取り組みを始めたそうです。
以下、イズミ特派員によるレポートです。
--------------------------------------------------------
(2011・12・8)
さて久しぶりに大和村の共同売店である大棚商店にステキな出来事がありました。
今年度、大和村では「住民流福祉」というものを始めております。
村内の各集落で、住民自ら集落のいろいろな現状把握をし、その上で、自分たちの集落で出来る福祉活動を考え実際に活動を始めようという事業です。
全11集落のうち、4集落が、自主福祉活動を本格的に始動させておりますが、その中の、大棚集落は共同売店である大棚商店を拠点に「結の会」という会を設立し、惣菜の製造販売を行なったり共同売店をサロン化して、高齢者の「ゆらいの場」を設けたり商品の配達を兼ねた、独居高齢者等の見守りなどを行なっていくようです。
惣菜の製造は、集落内に今年8月にオープンした「大和まほろば館」という加工施設を利用し週3回(月・水・金)ワンコイン惣菜を販売するそうです。
メニューは大棚商店内に、前日掲載されるしくみです。
ちなみにワンコインは、500円でなく100~200円で購入出来て高齢者が自宅ではなかなか作る機会の少ない揚げ物、シマ野菜の煮物などがメインです。
しかしながら、栄養バランスなんかを考えると思いっきり、私たち向けでもあります☆
メンバーのお一人は、この事業のためにわざわざ学校に通って調理師の資格まで取得したそうです。
昨日(2011・12・7)、惣菜の販売がスタートするということで見に行ってきました。いろいろ写真を撮って来ましたのでよろしかったらご覧ください。
この日は記念すべき販売初日ということでお赤飯までふるまわれましたよ☆
ちなみに、私と取材にいらしてた奄美新聞の牧記者さんもしっかり頂いちゃいました(笑
現在、大棚商店の代表取締役は役場を早期退職された女性の方で村の地域女性団体連絡協議会の会長さんでもあります。
この「結の会」の代表もこの方です。
昨日は色々お話が聞けなかったのが残念ですが月に1度「特売日」なども設けていてこの方が代表者になってからは経営!?は順調なようです。
さて明日も惣菜の販売日です。
今から明日のランチが楽しみです^^
以上、奄美大島からのつたないレポートでした!
--------------------------------------------------------
続けてイズミ特派員第2報です。
--------------------------------------------------------
(2011・12・9)
奄美のイズミです。皆さん、お返事ありがっさまです。
そうそう、この住民流福祉は木原せんせいです☆
村内11集落に、2回ずつお越し下さり、それぞれの現状(いいところ、イマイチなところ)を、住民に把握してもらうことから始まり良さを活かすためのアイデアなどを提案して頂いたりしました。
その中で、4集落が自主的な福祉活動を始動させております。
やはり集落に「核」になる場所やヒトがいるのは木原先生からアイデアをもらった後、実際に動くまでにそう、時間はかかってないですね。
私の住む集落は、イマイチ人材不足でまだ実現には至っておりません。
大棚集落の「結の会」は女子チームが、惣菜づくり男子チームは、庭の草刈りなどの作業を始めるそうです。
今日の大棚商店も、かなりの大賑わいだったようです。レジに列が出来たようで・・(汗
奄美新聞に掲載されたこともあり何と奄美市内からもお客さんが来たようです。
また販売される惣菜のメニューは、メンバーである役場の職員にお願いしてツイッターでつぶやいてもらっています!
惣菜は高齢者向けのつもりで作り始めたものの先日の夕方、仕事帰りの青壮年の皆さんがビールのおつまみに・・・って買いにきたとか。。。
まだ始動して数日しか経ってませんがいろいろなニーズがあることにもメンバーはびっくりしているようです☆
今後は、そのようなニーズにも対応できるよう商店に設置するホットケースや加工場での、必要な厨房器具を揃えていくそうです。
先ほど、私たち生活研究グループと結の会の主要メンバーと話をする機会がありました。
反響と期待の大きさにかなり戸惑っているもののまずは失敗を恐れず、出来る範囲で少しずつ頑張っていきたいと言ってました☆
そんなこんなな今日の大和村でした。
--------------------------------------------------------
いいですね~!
再来年の100周年に向けて、ファンクラブとしても応援していきたいと思います!
続きを読む
2008年03月29日
奄美の地域商店 その2
宇検村に残っている共同店(地域商店)です。
佐念(さねん)、名柄(ながら)、平田(へだ)、芦検(あしけん)、宇検(うけん)の5つの集落にあります。
今回は、宇検商店以外の4店を回ってきました。
芦検商店です。 続きを読む
佐念(さねん)、名柄(ながら)、平田(へだ)、芦検(あしけん)、宇検(うけん)の5つの集落にあります。
今回は、宇検商店以外の4店を回ってきました。
芦検商店です。 続きを読む
2008年03月15日
奄美の地域商店 その1
奄美の地域商店(共同売店)を紹介します。
宇検村でのフォーラムをはさみ、2泊3日で回ったので駆け足でしか訪問できませんでしたが、ようやく沖縄以外の地にも共同売店があることを、この眼で確かめることができました。
とりいそぎ報告です。
大熊振興商店です。
名瀬の大熊漁港の近くにあります。新しい住宅街の通りに面していて、最近移転して建て替えられたようです。
れっきとした「株式会社」です。株主は、地域の皆さん。沖縄の共同売店と同じ仕組みです。
続きを読む
宇検村でのフォーラムをはさみ、2泊3日で回ったので駆け足でしか訪問できませんでしたが、ようやく沖縄以外の地にも共同売店があることを、この眼で確かめることができました。
とりいそぎ報告です。
大熊振興商店です。
名瀬の大熊漁港の近くにあります。新しい住宅街の通りに面していて、最近移転して建て替えられたようです。
れっきとした「株式会社」です。株主は、地域の皆さん。沖縄の共同売店と同じ仕組みです。
続きを読む
2008年03月09日
宇検村の地域力を鍛えるフォーラム
奄美のシンポジウム、「宇検村の地域力を鍛えるフォーラム」が無事終了しました。
「沖縄の『共同売店』に学ぶ、宇検村『地域商店』の可能性」をテーマに、地元、宇検村の売店関係者、教育委員会を始め、沖縄側からも8名が参加しました。
2泊3日の間に、売店めぐり、フォーラムへの参加、宇検村の方との交流会と駆け足の日程でしたが、たくさんの収穫がありました。
とても一度にはアップできないので、少しづつ紹介していきます。
まずはフォーラムの様子から。
続きを読む
「沖縄の『共同売店』に学ぶ、宇検村『地域商店』の可能性」をテーマに、地元、宇検村の売店関係者、教育委員会を始め、沖縄側からも8名が参加しました。
2泊3日の間に、売店めぐり、フォーラムへの参加、宇検村の方との交流会と駆け足の日程でしたが、たくさんの収穫がありました。
とても一度にはアップできないので、少しづつ紹介していきます。
まずはフォーラムの様子から。
続きを読む
2008年02月29日
奄美フォーラムの詳細決まりました!
奄美での共同店フォーラムの詳細について、沖縄大学地域研究所からお知らせがありました。
------------------------------------------------------
日時:平成20年3月6日(木) 午後1時~午後5時30分
場所:宇検村生涯学習センター「元気の出る館」大ホール
プログラム:
13:00 開催の挨拶(宇検村教育委員会事務局長 元田氏)
13:05 「共同売店の現状と可能性」 沖縄大学 宮城能彦氏
「奥共同店100年の歩み可能性」 元国頭村奥区長 島田氏
「個人商店の現状と課題」 宇検村商工会副会長 元山氏
「共同売店の現状と課題」 (株)芦検商店主任 玉利氏
15:15 シンポジウム 共同売店(商店)の現状と可能性
17:15 閉会の挨拶
------------------------------------------------------
取り急ぎお知らせでした!
------------------------------------------------------
日時:平成20年3月6日(木) 午後1時~午後5時30分
場所:宇検村生涯学習センター「元気の出る館」大ホール
プログラム:
13:00 開催の挨拶(宇検村教育委員会事務局長 元田氏)
13:05 「共同売店の現状と可能性」 沖縄大学 宮城能彦氏
「奥共同店100年の歩み可能性」 元国頭村奥区長 島田氏
「個人商店の現状と課題」 宇検村商工会副会長 元山氏
「共同売店の現状と課題」 (株)芦検商店主任 玉利氏
15:15 シンポジウム 共同売店(商店)の現状と可能性
17:15 閉会の挨拶
------------------------------------------------------
取り急ぎお知らせでした!
2008年01月26日
奄美で共同売店シンポ開催!
2008年、最初の投稿です。
ということで早速ですが、新年早々、今年最大のイベントが決まりました。
来る3月6日、奄美の宇検村で
共同売店シンポジウムが開催されます!
「共同売店シンポジウム in 奄美」(仮、というかたぶん、、、)
【日時】2008年3月6日(木)
※3月5、6、7日の2泊3日のツアーを計画中です。 続きを読む
ということで早速ですが、新年早々、今年最大のイベントが決まりました。
来る3月6日、奄美の宇検村で
共同売店シンポジウムが開催されます!
「共同売店シンポジウム in 奄美」(仮、というかたぶん、、、)
【日時】2008年3月6日(木)
※3月5、6、7日の2泊3日のツアーを計画中です。 続きを読む
2007年05月25日
奄美の共同売店
滋賀の続きの前に、ちょっと報告します。
以前から
「奄美にも共同売店があるよ!」
と知らせてくれていたおんがち村通信のイズミさんが、先日、沖縄にいらっしゃいました!
そもそものきっかけは2月に放送された「沖縄楽園スタイルうちなー亭」を見て出た、
「似たようなスタイル、シマにもあるがね」
の一言だったそうです。
詳しくは「おんがち村通信」で!↓
株式会社大棚商店1 株式会社大棚商店2 大熊振興商店
一緒に共同店めぐりしたかったのですが、今回は日程に余裕がなかったので、沖大の宮城先生や「共同店ものがたり」にオーストラリア・マレーニ報告を書いて頂いた千住さんをお呼びして、「共同売店ファンの集い」を、桜坂のカラカラで開催しました。
5人だけのささやかな集いでしたが、しかし! これまでほとんど情報のなかった奄美の共同店と、沖縄の共同店の情報交換がされたのは、きっとおそらく初めてではないでしょうか?
これは歴史的な一歩といっても過言ではないですね、たぶん(^^
歴史はともかく、これからの交流に繋げていけると嬉しいですね!
奄美では「共同店」といわずに「商店」というようですが、ほぼ沖縄の共同店と同じもののようです。
くわしくはまた改めて書こうと思います。
これはぜひ奄美に行かなきゃいけないですね~
以前から
「奄美にも共同売店があるよ!」
と知らせてくれていたおんがち村通信のイズミさんが、先日、沖縄にいらっしゃいました!
そもそものきっかけは2月に放送された「沖縄楽園スタイルうちなー亭」を見て出た、
「似たようなスタイル、シマにもあるがね」
の一言だったそうです。
詳しくは「おんがち村通信」で!↓
株式会社大棚商店1 株式会社大棚商店2 大熊振興商店
一緒に共同店めぐりしたかったのですが、今回は日程に余裕がなかったので、沖大の宮城先生や「共同店ものがたり」にオーストラリア・マレーニ報告を書いて頂いた千住さんをお呼びして、「共同売店ファンの集い」を、桜坂のカラカラで開催しました。
5人だけのささやかな集いでしたが、しかし! これまでほとんど情報のなかった奄美の共同店と、沖縄の共同店の情報交換がされたのは、きっとおそらく初めてではないでしょうか?
これは歴史的な一歩といっても過言ではないですね、たぶん(^^
歴史はともかく、これからの交流に繋げていけると嬉しいですね!
奄美では「共同店」といわずに「商店」というようですが、ほぼ沖縄の共同店と同じもののようです。
くわしくはまた改めて書こうと思います。
これはぜひ奄美に行かなきゃいけないですね~