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2009年03月08日

南風原町喜屋武に共同売店を!

先日2月20日、南風原町喜屋武の「カフェ田舎ジマナー」で共同売店の紹介をしてきました。
Mr.スティービーさんから声を掛けてもらったんですが、進行もさすが上手でとても話やすく、地域の年配の方からもいろいろお話を伺うことができ、私もとても勉強になりました。


ちなみに、カフェじまなーさんが作った今回のイベントのチラシには、
そろそろマチヤぐゎぁーが欲しい時代だね
というコピーが書かれていました。傑作です。ぜひこれから使わせてもらいます。

南風原町喜屋武に共同売店を!
この写真では寂しいですが(笑)、スティービーさんブログと、じまなーさんのブログでは大変にぎやかですので、ぜひそちらから。

カフェじまなーさんは、かなり地元色のあるお店。地元のおじいちゃん、おばあちゃんにまじって、小さい子を連れた若い夫婦などもいらしていました。
最初に地元・喜屋武の大綱引きのビデオを見せてもらったのですが、これがかなり面白い。
詳しく紹介したいところですが、とりあえず本題の共同売店。

まずは共同売店も、ビデオで紹介。
 ※OTVニュース「明日への方程式 今、共同売店が熱い!」(2006年9月22日)
 ※NHK沖縄「はいさい!てれびすかす 共同売店の生き残り策」(2006年)

共同売店の成り立ちや運営、果たしている役割など簡単に説明。
「南部には共同売店あったの?」
という質問に「南風原にもありました」と答えたのですが、その時はどこの部落だったか忘れてしまっていました。南風原では兼城にあったそうです。喜屋武のすぐ隣の部落ですね。

共同売店が、やんばるのお年寄りの生活を支えていること、特に「徒歩圏内に日用品を手に入れられる場所」があることが、車を運転できないお年寄り(子ども、障害者など交通弱者を含む)にとってライフラインだということを説明。
ここ喜屋武でも、近所のマチヤグワー(個人商店)はかなり減っているようです。
このカフェじまなーさんの向かいには、コンビニがありますが、お年寄りにはやはり利用しにくいものです。
沖縄のオバーにとって、朝からできたての豆腐が売ってないと売店とは言えません(笑)
それから南風原には、かの有名な「ばるジャス」がありますが、あれはお年寄り(徒歩の人を含む)には巨大すぎて、かえって「バリアフル」です。そして巨大な商圏をカバーするだけに、かなり広範囲の商店街、個人商店の経営を圧迫しているでしょうね。

会場に「タクシーで買い物に行く」というおじいちゃんがいらして、私も考えさせられました。
車で移動できることを前提にまちが作られていくので、醤油1本、鼻紙1枚買うために、お年寄りはタクシーを利用するしかないわけです。もちろん家の前をいつもタクシーが通っているわけはないから、電話で無線タクシーを呼んで来てもらう。これは贅沢しているわけではなくて、そうするしかないわけです。むしろ大きな負担になっている。
「沖縄にはタクシーが多い」と言われるのですが、この事実から「車を運転できないお年寄りが生活するには不便な沖縄」が見えてくるようです。「沖縄=長寿=お年寄りが暮らしやすい」というのも、単なるイメージにすぎないのでしょうか、、、悲しいことですが。

この時は「限界集落」のことをちょっとだけ話したのですが、むしろフードデザート(food deserts)のことを話せばよかったと思っています。(フードデザートについては、次回の更新で書きます)
地域から店がなくなってしまったために、地域の人が出資しあって店を作った「なんでもや」(宮城県丸森町)や、広島の「万屋」(川根振興協議会)の例も紹介すると、本当に真剣に聞いておられるようでした。

話を終えて帰る際、ずっと目の前で聞いていた年配の女性から、
「紹介だけして帰るの? 作り方も教えなさい」
と言われたのが、すごく心に残っています。

そろそろマチヤぐゎぁーが必要です、喜屋武には

こんどは、ぜひ「共同売店の作り方」を話しに行きますので!



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