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2014年10月14日

コープ九州 次世代リーダー育成学校で

報告が遅くなりましたが、今年6月、沖縄大学の宮城能彦先生と一緒に、コープ九州の次世代リーダー育成学校という研修にて、「日本の協同組合の源流としての共同売店」について紹介をさせて頂きました。

昨年に続き2度目で、沖縄だけでなく、九州各県のコープと関連団体から参加された「次世代リーダー」の皆さんに、共同売店のことを知ってもらうことはとても嬉しいことです。

写真がなくてすみませんが、、、プレゼンデータをアップしておきます↓



※以前、MyOpenArchivesというサービスに古いデータをアップしていましたが、残念ながらサービス終了になってしまったので、Slideshareにアップしています。

こちらが参加された皆さんの感想です(2013年分)↓
コープ九州、共同売店、研修、眞喜志敦、感想

2012年の国際協同組合年の前後から、「協同組合の源流」として沖縄の共同売店が注目を集めるようになってきています。
家の光(農文協)
生活クラブ生協でもいくつかのメディアで取り上げていただきました。
(協同組合と共同売店については、こちらで書いています。まだ途中ですが、、、

ウチナーンチュでも共同売店のことを知らない人もいますので、県外の方は仕方ないですが、まさに「源流」と呼んでいいい存在を、もっと知る必要がありますね。
特に、奥共同店は、大学生協を除き、地域(市民)生協の中では日本最古の生協と言える歴史を持っているのですが、そのことは、まだ協同組合研究者の皆さんにもほとんど注目されていません。
このことはまた詳しく書きますね。

追記:こちらに書きました→「最古の生協は?(協同組合と共同売店 その3)」

今回の研修の中では、やんばるや島嶼地域のコープの宅配(共同購入)が既存の共同売店と「競合」してしまっている現状についても触れています。
今まではあまり触れてこなかったんですが、、、「競合」というよりは、コープに売上を奪われているというのが現実です。
それを何とか、同じ「協同組合」として、共存、あるいは「協同」できる方法はないか、というのが、参加された皆さんにも一緒に考えてほしいことのひとつでした。

日本の協同組合法が縦割りの個別法であることの問題、また協同組合間協同、組合員外利用規制の問題なども、沖縄の共同売店という「オルタナティブな協同組合」から見ることで、違った見方ができると思います。

人口減少、「買い物難民」時代の日本における、住民主体の新しい非営利組織のあり方を考える上で、多様な機能を包括する沖縄の共同売店はとても重要です。
世界的にみても非常にユニークな協同組合である可能性が高い共同売店を、ウチナーンチュの手で維持、発展させて行きましょう!



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